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端午の節句用 お守り刀

日本では人生の節目の儀式にお守り刀を贈る風習があります
そして七五三のお祝いに贈る品物が、端午の節句用お守り刀です

  • その鯉は子供のお守りであるAmulet

    その鯉は子供のお守りである

  • 刀の光と共に魔を祓うExorcise

    その鯉の眼差しは厳しいが優しさでもあり
    刀の光と共に魔を祓う

  • 鯉のぼりとは出世を意味するPromotion

    鯉のぼりとは出世を意味する
    それは登竜門を登り切り竜となる

  • その鯉は綺麗な川以外でも生きていける丈夫な体を持っているStrong

    その鯉は綺麗な川以外でも生きていける丈夫な体を持っている

  • その鯉は外飾り 中に入るお守り刀は内飾りFlawlessness

    その鯉は外飾り中に入るお守り刀は内飾り
    自らの外側と内側の世界
    内外の守りを固めて万全である

  • 鯉 陰陽design

    こちらのデザインもございます。 鯉 陰陽

  • 鯉と蓮design

    こちらのデザインもございます。鯉と蓮

The quality was worth its price.
Price
330,000yen〜(税込み)
刃渡り6寸(約18センチ)鞘長さ約30センチ
Price
572,000yen〜(税込み)
刃渡り8寸4分(約25センチ)鞘長さ約45センチ

知っていますか? 端午の節句は何故、重要な風習なのか?何故、お守り刀を贈るのか?

日本では人生の節目の儀式にお守り刀を贈る風習があります。
そして七五三のお祝いに贈る品物が、端午の節句用お守り刀です。

日本の風習は年中行事も含め、節目の節句が重要で、その中でも五節句の内の一つ、端午の節句(菖蒲の節句)は重要な禊(みそぎ)の日になります。
もとは中国の故事に由来し、菖蒲(ショウブ)の由来と共に女の祭りでもあったことは あまり知られていませんね、
菖蒲(ショウブ)の葉の香りが邪気祓いとして知られることと、刀の刃に葉形が似ている とろから、山姥が怖がって逃げていくようです。

お守り刀の用途表

お守り刀の用途は広く、その中でも端午の節句用お守り刀は、邪気払いの魔除けとして使われます。
又五月人形で武者人形、鎧飾りや兜飾りなども、とても人気があります。
日本では多くの五月人形が作られています。そこに兜、破魔弓、刀が飾られていますが、その中で刀をメインに扱った作品が、端午の節句用お守り刀になります。
5月5日は祝日ため親族関係の繋がりの強い地方では季節の食べものを用意し、柏餅と粽などを食べて、特に初節句は盛大に祝いがされます。
予祝(よしゅく)先にお祝いすることで願いを引き寄せる。 端午の節句は邪気払いするだけでなく、皆で盛大に祝い、ここまで無事育ってくれたね、と 予祝の意味合いも強いようです。
予祝は本来、お米の豊作を願う前祝いですが、お花見などはまさにその典型で、満開の桜を秋のお米の豊作に見立てて、
家族や友人とお酒を飲みながらワイワイ騒ぎ、豊かさを先取りする前祝いであると聞いたことがあります。
先にお祝いすることで願いを引き寄せる。今風に言えば引き寄せの法則ですね。
神道ではこの見立てるということが大事なようです。

短刀の販売などのお問い合わせ、資料請求はこちらから メールでのお問い合わせを承っております。 資料請求の申し込みや、ご質問・ご相談など、お問い合わせ内容を記述の上送信してください。
より詳細な情報をご希望の方には、PDF資料をダウンロードできるお知らせメールを送信致します。
お問い合わせ内容によっては対応や返答が出来ない場合もございます。ご了承くださいませ。

お守り刀は製作に2ヶ月~6ヶ月程度かかります。作品によっては1年近くお時間をいただく場合がございます。
節句から逆算し余裕を持って製作依頼をしていただけると幸いです。 仕事中は電話に出られない事が多い為、後日24時間以内にメールにて連絡させていただきます
Service

端午の節句用 お守り刀について

こだわり

  • その贈り物はコンパクトである

    端午の節句用、お守り刀の最大の特徴は、そのコンパクトさです。
    現代的なの節句で重要なことは、小スペースに置けること、現代の住宅事情に合った形で飾ることが可能です。
    長さ(刃)五寸(15センチ)八寸(24センチ)~1尺(30センチ)程度の短刀姿を好まれることが多いので、従来の家の床の間だけでなく、玄関や出窓などに簡単に飾ることが出来ます。
    箱からだして、刀掛け台に飾るだけで完了いたします。
    *刃の長さが八寸(21センチ)ですと鞘に収まった状態で全長約40センチ位 になります。

  • その贈り物は安全である

    端午の節句用お守り刀は、万が一お子様が触っても大丈夫なように、刃引きと言って、 刀の刃を研ぎ込まずに切れないようにして納品いたします。(美観は本来の日本刀のままです)
    すなわち触っても切れません(刃を付ける場合はご相談ください)

    端午の節句お守り刀
  • その贈り物は本物である

    昔の武家社会のように、お守り刀を贈る風習が少なくなってきたとは言え、現代にも色濃く残っています。
    小さな頃より本物の日本刀に触れることは、文化に触れること、それはとても大切なことと考えます。

  • その贈り物はクールである

    日本刀そのものの美しさをお届け致します。

  • その贈り物は安心である

    お守り刀を製作する場合は許可を都道府県に求めるため、刀剣類の登録証がお守り刀一振り(一本)につき一枚発行されて美術品の扱いとなり所持が可能となりますのでご安心ください。

    登録証

    刃渡り8寸4分、鞘の長さ約45センチの商品に関しましては、3年間無償(送料お客様負担)での節句後のお手入れをいたします。
    4年目よりお客様によるお手入か(お客様でも付属の手入れ本を見てお手入れできます)、又は当方により有償(一回3千円)でのお手入れをさせていただきます。

  • その贈り物はお守りである

    万物に魂宿る。お米の一粒一粒にも魂が宿るのであれば、お守り刀も生み出された瞬間に宿るのだと私はそのように信じております。
    魔は光り物を嫌う、邪気払いの魔除けをする為の御刀になります。

Works

刀ができるまで

製作工程

#01「玉つぶし、鍛錬」 玉鋼を弱い火で熱しながら成形し、小さな玉鋼を組み合わせ大きな塊とする、そこから鍛錬と呼ばれる工程に移り、熱しながら叩いて、伸ばして、切って、折り返しを繰り返す。この時10回折り返すと1024層にもなる
#02 「素延・火造り」 錬る事によって鋼の品質が向上し、余分な成分の叩き出しが終わると、鋼の塊を棒状に叩き延ばしていきながら、刀の形に成形していく、「本来は造り込み」と呼ばれる工程が前段階にあるが、今回は説明を省く
#03 「素延・火造り」 「焼き入れ・鍛冶押し」最後に焼き入れをして鋼を硬化させた後、姿を整え仕上げをし、刀を研ぐ工程に移る

玉鋼
刀匠 玉鋼
Message

刀匠の想い

私の住む町 それは…

神話の国島根県奥出雲町
ヤマタノオロチ退治の舞台でありスサノオノミコトの降臨した地
その地には今も日本刀専用の鋼を生み出すたたらがある
たたらから生み出される至極の鋼『玉鋼』
その鋼を用いて造られる日本刀には神秘的な魅力がある

砂鉄と木炭と粘土原始的なたたら製鉄の操業に
自ら加わり造った鋼で刀を造る
一粒の砂鉄の欠片から日本刀へ膨大な手間と時間
選び使える鋼はごくわずか

髪が焼ける匂い肉に食い込む火花吸い込む空気は灰の味
一日が終わる頃腰痛持ちには辛いけれど
生まれた鋼の嬉しさに 一切の苦労も報われる

生まればかりの玉鋼鍛冶屋がそれを練り上げる叩き
研ぎ磨き手間ひまかけて刀に成るそこに一つ一つ想いがある
だから私は刀を大事に想う大切にしたいと想う
これからもずうっと

※玉鋼とは…

玉鋼とは、たたら製鉄によって生み出された日本刀専用の鋼です。
そして玉鋼の中でも、日本刀の製作に使用できる良質な部分は全体の半分以下となり、 刀匠が鋼の等級を選び吟味して、自分の作風に合った物を使用する。
玉鋼の中でも選ばれた大変貴重な金属で日本刀を製作します。

※たたら製鉄とは…

たたら製鉄とは、日本古来の製鉄方法で、古くは古墳時代からある製鉄技術が途中 進化し現代まで続くたたら製鉄に伝えられています。
(たたらは宮崎駿監督のもののけ姫の世界に出てきます)
今では毎年一月に3回だけ島根県奥出雲町で操業され全国の刀匠に玉鋼が出荷 されています。

端午の節句お守り刀
照人 端午の節句お守り刀制作
Profile
刀匠
古山 照人 /
Teruhito Furuyama
刀工名:照人
本名:古山直樹 (ふるやま なおき)
1968年
福岡に生まれる
2003年
松葉一路氏(宮崎県)に入門
2008年
文化庁より作刀承認
2018年
地域おこし協⼒隊として奥出雲町にIターンし⽇⼑保たたらにて作⼑を再開
公益財団法人 日本美術刀剣保存協会 日刀保たたら初級村下養成員
2021年
地域おこし協⼒隊を卒業し奥出雲町の刀匠として独立する
短刀の販売などのお問い合わせ、資料請求はこちらから
F&Q

F&Q

予約受付期間とお届け予定について

2023年度 (令和5年度) 端午の節句お守り刀 受付開始

第一期予約受付期間:2022/4/1(金)〜7/31(日) 5000円割引
第二期予約受付期間:2022/8/1(月)〜10/10(月) 3000円割引
右矢印 第一期&第二期受注分のお届け:遅くとも1月発送予定(10/10受注まで)*4月・8月受注分から順次発送

第三期予約受付期間:2022/10/11(火)〜12/28(水) 右矢印 第三期受注分のお届け:遅くとも3月下旬予定 *10月受注分から順次発送

第四期予約受付期間:2023/1/7(土)〜2023/2/5(日) 右矢印 第四期受注分のお届け:4月下旬予定

取り扱いについて

・本作品は、お守りであり、美術品であります。絵は繊細に筆描きされていますので、飾る際には慎重かつ丁寧な取り扱いでお願い致します。

・お守り刀を作る場合は許可を都府県に求めるため、刀剣類の登録証がお守り刀一振り(一本)につき一枚発行されて美術品の扱いとなりますのでご安心ください。


・安全に考慮して切れませんが、先端はやはり尖っていますので、お子様が小さい時には飾る場所をお選びください、又刀を鑑賞中に、表面を触ったりしないでください、 誤って触れた場合、人と話していて、つばなどが付いた場合は、付属の手入れ用具でお手入れをお願いいたします。
そのまま放置した場合、刀の表面にサビが発生し取れなくなります。サビを取る為に 専門の研ぎ師に依頼しますので、別途費用がかかります。 基本は年に一度位はお手入れをお願い致します。

・絵師がお守り刀に絵付けしてお届けいたしますが、一筆一筆手書きしておりますので、写真とは若干違う場合がございます

・本作品はお客様からのご注文を受けてから製作が開始され、途中キャンセルが発生した場合、前金を返金致しかねますのでご了承願います。

・本作品を飾る場合、直射日光があたる場所での飾りつけは、節句時の短期間でお願いいたします。

商品内容について

端午の節句お守り刀セット内容

1.端午の節句お守り刀
2.刀袋
3.刀掛け台
4.手入れ用具5点セット
・目釘抜(めくぎぬき) 刀の目釘を抜く道具
・打粉(うちこ) 砥石の微細粉により刀身の汚れをとる
・丁子油(ちょうじ)刀の表面を油で保護しサビの防止
・拭(ぬぐ)い紙(ネル布等)油、打粉を拭き取る
・油塗紙(ネル フェルト)刀の表面に丁子油を塗る
5.銃砲刀剣類登録書(この登録書があることにより美術品指定となります。大切に保存してください、お守り刀を持ち出す場合は刀剣類登録書と常にセットでお持ち下さい)
6.刀の手入れのやり方(コピー用紙の5枚綴り)


古山直樹

作ったお守り⼑は⼦供と同じ、出来るだけ作者の我を⼊れず、
無⼼で製作し、 うぶな状態で仕上げて、お届けしたいと考えております。

お守り刀は小さな頃から子供たちと一緒に育ち、
二十歳になった時に成人の印として、 今は切れない安全な刀を、研ぎ直して刃を付けても良いかもしれません。

今、目の前の子が二十歳になった時どんな大人になっているのか?…
自分の手を離れ、少し寂しく感じるけれど、頼もしい存在になっている
飛べ 鯉から 竜となれ

だから私は良い刀を作る

照人